ブラインドドッグの長所 その2 – 優れた集中力

犬の視覚は人より劣ると言われています。しかし、動くものや暗い場所にあるものを見る能力は、人よりも犬の方が優れています。私たち人間同様、犬たちも視覚に頼って行動し、生活しています。

視覚は犬たちにとっても非常に重要な能力であり、当然、視覚を失うことは非常に不便で、犬たちを不安にさせます。しかし、それだけではありません。

優れた集中力の理由

視覚的な刺激は行動を促します。私たちが犬に何かを教えたい時は、それをルアー(誘導)やヒント(プロンプト)、ハンドサインとして利用しています。しかし、視覚的に刺激には、トレーニングへの集中を妨げたり、犬を興奮させたりする、マイナスの側面も持っています。ブラインドドッグには、目からの刺激がないため「考えること」に集中することができるのです。

私たちが、ブラインドドッグの不安や恐怖を取り除き、安心だと感じられる環境を提供できれば、トレーニングへのすばらしい集中力を見せてくれます。トレーニングを楽しみ、次々に新しい行動を理解していきます。

能力を生かし、一緒に楽しむためのトレーニング

私の愛犬のの(ブラインドドッグ)は、20以上のトリックと、試験で要求されるような一般的なオビディエンス(ヒールポジションに入る、ヒーリング、オスワリ、フセ、タッテ、マッテ、呼び戻し、レトリーブ、離れた場所からクレートに入るなど)ができます。彼女はオビディエンスために必要な20以上のキュー(合図)を理解しています。これらのほとんどは彼女が視力を失った後に覚えたものです。

彼女は決して特別な犬ではありません。(もちろん、「私と夫にとっては」かけがえのない特別な存在ではありますが)どんなブラインドドッグも彼女と同じように、トレーニングを楽しみ、たくさんのことを理解し、たくさんのことができるようになります。報酬ベースのトレーニングが、あなたとあなたのブラインドドッグを助けてくれます。特に、クリッカートレーニングは、多くの刺激と発見を飼い主にもブラインドドッグにも提供してくれます。報酬ベースのトレーニングによって、楽しい時間を愛犬と共有することができます。

ののは、今日もまた、私の膝にあごをのせ「練習しようよ」と誘ってきます。私もののもクリッカートレーニングが大好きです。練習(トレーニング)は2人で一緒にできる楽しい遊び、共通の趣味のようなものです。

ブラインドドッグができるトリック

クリッカーとシェーピングのテクニックを使って教えたトリックのいくつかを動画でご紹介します。

Half-turn and back up between my legs (freestyle move)

反転してハンドラーの足の間にバックで入るというトリック。フリースタイル(ドッグダンス)で使われる技です。

Figure 8

ハンドラーの足を8の字に回るトリック。

Weave through legs

ハンドラーの足を左右にくぐり抜けながら移動するトリック。

Your Feet on Mine

ハンドラーの足の上に前足を乗せたまま一緒に歩きます。名付けて「ニンワン二人三脚」。とてもかわいいです。

目がみえなていなくても、こんなこともできるのです!愛犬と力を合わせてやってみよう、一緒に楽しもうという気持ちを持って、方法と指導者を正しく選択すれば、トレーニングは人にとっても犬にとっても楽しいもの。ブラインドドッグのすばらしい集中力、知性、想像力を生かせるトレーニングをぜひ愛犬と楽しんでください!

犬の不安を軽減するための方法についての情報は、無料でダウンロードできる資料を用意していますので、そちらをご覧ください。
BlindDogTraining.comのダウンロードページへ

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