犬のためになる「よい手伝い方」とは

これはハンディキャップのある動物たちのサンクチュアリRolling Dog Farmのブラインドドッグ(目の見えない犬)のWidgetの大変ためになる動画です。

Widgetはイスから降りることができず困っています。マズルが床に届かず、自分がどのくらいの高さにいるかを確認することができません。怖いのは当然です。こんなとき、あなたならどうやって彼女を手伝でしょう。

彼女の保護者であるSteveは、励ますという選択をしています。すばらしい選択です。

彼女の体重を考えれば、抱っこしておろしてあげるのは簡単なことです。誰しも、目が見えず、困っている様子を見れば、手を貸してあげたくなるでしょう。でも、直接手を貸すのではなく、彼女に考え、決断する時間を提供し、彼女の勇気を励ますことで助けることで、彼女は自分自身の力で、困難を乗り越えることができ、それはたくさんのメリットを彼女にもたらしています。

彼女はこのイスの高さを覚え、これからはひとりで乗り降りすることができるようになるでしょう。自分自身の選択と勇気で困難を乗り越えたことで、自信も得ることができます。また、彼女はSteveが励ましてくれるときは、自分は安全であると考え、別の困難な場面でも、勇気を持って行動できるようにもなるでしょう。

よい手助けの2つの条件
  1. その犬が可能な限り、自分自身でできるようになることを目的していること
  2. その時、その場面において適切であり、最小限の手伝いであること

もちろん、愛犬が困っているとき、あなたに助けを求めているときは、必ず助けてください。でも、その手助けがよい手助けかどうかを考えるようにしてほしいのです。徐々にあなたの手助けを減らしていくようにしましょう。状況と愛犬の行動は安全だと思うときは、できる限り愛犬が自分自身で解決する、目的を達成する機会を提供しましょう。愛犬の自信と自制心を伸ばし、自分でできることを増やすことにつながります。

もう1つすばらしいお手本をご紹介します。

愛犬のスタンダードプードルZorroの目が見えづらくなっていて、階段を下りられなくなってしまったと、友人のTaraから連絡をもらい、彼女は次の動画を私に見せてくれました。

Zorroは不安そうに、Taraを何度も振り返っています。信頼する彼女に助けてもらいたいのです。TaraはZorroのハーネスを持って、歩き出す手伝いをしています。数歩降りると彼は彼女の手伝いなしに降りて行っています。私はこの動画の様子から、彼は自宅の階段の形状を体と頭で覚えている。ただ、最初の1歩が不安なだけなのだと推測しました。ハーネスを持つのではなく、先に数段降りて、彼を励ましながら、彼が自分自身で踏み出すのを待ってみてほしいと私はTaraに伝えました。

Taraは早速私の提案を実践してくれました。しかし、新しい方法を試すと、Zorroは階段から立ち去ってしまうようになってしまいました。Taraは今までのZorroとの生活とトレーニングの経験から、自分が彼の横や後ろにいる方が彼を安心させられると考え、彼の後ろから励ますという方法にアレンジしてくれました。その結果がこちらです。

Zorroの勇気とTaraへの信頼、Taraのアイデアとやさしさ。チームワークが生んだ結果です。すばらしい!

はじめ、ZorroはPRA(進行性網膜萎縮)ではないかとかかりつけの獣医師は疑い、Taraもとても心配していましたが、その後、眼科専門獣医師の検査を受け、PRAではない、Zorroの目は問題ないと診断を受けたという知らせをもらました。虹彩筋が正しく動かず、焦点が合いづらい状態だったのかもしれないとのこと。よかったです。

愛犬ができることを増やせるかどうかはあなた次第

目が見えていなくても、目が見えていても、他の障害があっても、なくても、よい手助けの条件は同じ。「かわいそう」という気持ちが助け過ぎを生んでしまうことがあります。それはその犬の能力を発揮することを阻んでしまい、自信と自制心を養う機会やできることを増やすチャンスを奪う可能性があります。ぜひ覚えておいてください。


Thank you Tara McLaughlin, CPDT-KA, CDBC (GoodDog! Training) and Zorro for your great videos! I appreciate your corporation.

, , , ,